社会人になったばかりの頃、ふと立ち寄った本屋で出会った一冊。
『 道をひらく 』松下幸之助
以来20年、迷ったとき 弱気になったとき 自信をなくしたとき 決断するとき 立ち向かうとき、必ず手に取る一冊となった。
今年一年も、何度も何度も手に取った。
その一篇より、
道
自分には自分に与えられた道がある。天与の尊い道がある。どんな道かは知らないが、ほかの人には歩めない。自分だけしか歩めない、二度と歩めぬかけがえのないこの道。広い時もある。せまい時もある。のぼりもあればくだりもある。坦々とした時もあれば、かきわけかきわけ汗する時もある。
この道が果たしてよいのか悪いのか、思案にあまる時もあろう。なぐさめを求めたくなる時もあろう。しかし、所詮はこの道しかないのではないか。
あきらめろと言うのではない。いま立っているこの道、いま歩んでいるこの道、ともかくもこの道を休まず歩むことである。自分だけしか歩めない大事な道ではないか。自分だけに与えられているかけがえのないこの道ではないか。
他人の道に心をうばわれ、思案にくれて立ちすくんでいても、道はすこしもひらけない。道をひらくためには、まず歩まねばならぬ。心を定め、懸命に歩まねばならぬ。
それがたとえ遠い道のように思えても、休まず歩む姿からは必ず新たな道がひらけてくる。
深い喜びも生まれてくる。
今年もたくさんの方に支えていただき実り多き一年となりました。
ありがとうございました。
上の一遍は西濃シティU-12(6年/5年)の選手に贈ります。
この一年、時には迷い苦しみながらも彼らは自分たちの道を懸命に進み、このクラブの新たな道をきりひらいてくれたました。
ありがとう!
来年も引き続き岐阜県№1育成クラブを目指し、選手とともに一歩一歩進んでまいります。
2019年も宜しくお願い申し上げます。