指導方針

西濃シティFCでは、夢を持つ子供たちに対して18歳を育成のゴールととらえ指導をいたします。18歳という大人の体が出来上がった時に、技術的・精神的にどのような選手になっているのかが大事であり、その後のサッカー人生の選択肢が決まると思うからです。当クラブが携わるのは小学生・中学生年代という一期間の育成ではありますが、この時期の結果に一喜一憂することなく、まず第一は子供たちがサッカーを楽しむこと、そして子供たちの将来18歳の時の姿を見据え、チームの成熟よりも個々の成長、とりわけ吸収率の高い小学生・中学生年代に身につけておきたい技術の習得、サッカーインテリジェンス(頭のいい選手)の発達に主眼をおき、どこに行っても輝ける選手の育成を目標に次のユース年代へと送り出すことができればと考えます。


代表ごあいさつ
皆様はじめまして。西濃シティFC代表を務めます高木政人と申します。
当クラブホームページをご覧いただきましてありがとうございます。
この度、自身も生まれ育った西濃地域に新しくサッカークラブを創設いたしました。
岐阜県のサッカー界は、FC岐阜というJリーグに所属するプロチームがあるものの残念ながら他県に比べ、まだまだサッカーを取り巻く文化・環境において遅れをとっているのが現状だと感じます。
私はサッカー選手として約10年、サッカー選手を夢見る子供の親として約10年、その中で全国のサッカーに携わる方々と出会い、ふれあい学ばせていただきました。そして感じた岐阜県と他県との違いを前に、私は思いました。
岐阜のサッカーを発展させたい、西濃地域にサッカーを通じてスポーツ文化をつくりたい!
子供たちが夢を追いかけ、さまざまな経験から人間形成できる環境を本気で目指したいと思います。西濃地域に誇れるクラブを!私は実現させます。

最後となりましたが、クラブ創設にあたり御支援・御協力くださいました企業様及び個人の方々に改めて御礼申し上げます。
2017年1月吉日
一般社団法人西濃シティー
代表理事 高木政人
ゴールを奪える選手の育成!!
サッカーの最大の喜びは、やっぱりゴールを決めることです。西濃シティFCでは、サッカーの目的である『ゴールを奪うこと』にフォーカスを当て、ゴールから逆算した技術・判断の育成を行います。流れるようなパス回しも華麗なドリブルもサッカーの目的ではありません。あくまで『ゴールを奪う』ための一つの手段です。そしてパスなのかドリブルなのかキープなのかといったプレーの判断も『ゴールを奪う』ための判断でなければいけません。西濃シティFCでは『ゲームが選手を成長させる』という考え方の下、トレーニングではゴールが生まれやすいミニゲームを多用し、ゴールへの意識→ゴールチャンスへの慣れ→ゴールを奪うための技術・判断・かけひき→マイボールにする技術(ボールを奪う技術)といった『ゴールを奪う』ための一連の流れを意識し、その一つ一つの要素を子供たちが自然に習得できるようトレーニングメニューに落とし込みます。
将来の自分を支える確かな技術(ボールタッチ)の習得!!
小学生年代では背の高い子・低い子、足の速い子・遅い子など、身体的特徴の差が顕著に現れます。特に6年生にもなると大人の審判と背丈が変わらない子がいるのもめずらしくはありません。そしてそれらの差はサッカーをするうえで小学生年代においては大きなハンディキャップとなるのも事実です。しかし18歳にもなるとほとんどそのハンディキャップはなくなります。身体的優位性は、経験や知識である程度埋めれるようになるからです。西濃シティFCでは、今現在の身体的特徴にこだわることはありません。将来の自分の真の財産となる確かな技術の習得を目指し指導いたします。
サッカーは自由なスポーツだ!!
サッカーは判断のスポーツです。一瞬一瞬同じ場面はないから常に判断が求められます。そしてその判断は選手が下すものであり、その判断は選手の自由です。また、この判断は選手の評価に直結します。よく言われる頭のいい選手とは、このプレーの判断が優れた選手だと思います。西濃シティFCでは、子供たちの判断を尊重いたします。子供たちの判断機会を奪うような指導はいたしません。子供たちが自分で判断し、その結果の失敗や成功を経験して創造性豊かな自由な発想を持った選手に成長していくようサポートしていきます。